北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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素朴な村を探して

沙渓全景

麗江旅行の途中、大理に一泊で足を伸ばそうと思ってましたが、
中国のガイドブックを読んでいて気が変わりました。

麗江と大理の間にある「沙渓」という街は、
チベットと中国を結ぶ交易路「茶馬古道」の中心都市のひとつですが、
麗江や大理のように観光化されていないそうです。

麗江に3ヶ所ある長距離バス乗り場のひとつからまず剣川に行き、
そこでミニバスに乗り換えて1時間だそうです。

ガイドブックに載っていた民宿に電話して予約を入れ、
事前にバス乗り場の場所と時刻表(1日7便)をチェック。
1月1日の元旦に出発しました。

麗江古都の南西角、白馬龍潭から古都外に出たところにバス乗り場がありました。
11:30のバスに乗るべく、ちょっと早めに宿を出て、11時頃バス乗り場に到着しました。

ところが切符売り場はもぬけの殻。
待合室にもほとんど人がいません。
下見に行ったときには人でごった返していたんですよ。
建物の外には屋台がいっぱい出てるのにどうしたんだろう?

何と、切符売り場の貼り紙をよく見ると、
「1月1日からバス乗り場は康城路に移転」と書いてあるではないですか。
そんな通りがどこにあるか見当もつかず、
麗江のホテルはキャンセルしちゃったし、と途方にくれていると、
知らないおじさんが声をかけてきました。
「剣川に行きたいなら、外のバスで新しいバス乗り場に行け」

確かに、1台バスが待っており、地元の人がたくさん乗ってます。
新バス乗り場行きか確認し、乗り込みました。
いかにも農民という風情の人の他に、旅行者風の人も乗っていて一安心。
無事新バス乗り場に到着しました。料金はただ。

開業当日のバス乗り場はさすがにきれいです。

麗江バス乗り場

16元(約240円)で切符を買って、トイレに行って、ぎりぎりで出発に間に合いました。
早めに行っていてよかった。

剣川行きバス

最初、乗客は4人だけでしたが、途中で人を拾い、また下ろし、
昨日西郊観光で通った道を進みます。
途中で南に進路を変えました。
こういうバスで困るのは、
地元の人がバスの中にもかかわらずタバコを吸うこと。
私の隣の席の人は、文句を言ったら消してくれましたが、
バス中で何人も吸ってるので、ハンカチを口から離せませんでした。
約2時間で剣川に到着。

剣川のバス乗り場の外には、さらに小さなミニバンが待っており、
フロントガラスに剣川⇔沙渓と書いてあります。
助手席に乗り込むと、すぐに後ろの席もいっぱいになり出発しました。

30分も走ると、道は途中で石畳に変わります。
ガタガタ揺られながら1時間弱、
いつの間にかでこぼこ道が舗装路に変わると、沙渓の寺登街に到着。
どうやらここが終点のようです。
街というより村ですね。

古い町並と思しき方向に歩いていきます。
確かにここは観光化されていませんね。
それどころか、人が全然歩いていません。

沙渓石畳

ちょっと不安になってきたところで、今夜宿泊する「古道客桟」の看板が見えました。
路地を曲がってしばらく歩いたところ、4つの提灯が掛かっているのが目的地です。
壁は白く塗られており、新しく修復か建設された様子。

古道客桟門

中に入ってみると、三坊一照壁の造りになっています。
出てきたおじさんに部屋に案内してもらいました。

古道客桟中庭

ドアが開いているのが私の案内された部屋です。

ご主人の趙時鐘さんが言いました、
「昨日昆明から電話があって、ひょっとしたら団体が来るので、
ここにもう一人寝てもらうかもしれない。」
!?
まあ、仕方ないか、先に机とベッドを確保しました。
隣には野菜園があり、その一角がトイレです。
トイレはちゃんと個室で、きれいでした。

古道客桟菜園

裏庭には、洗濯物と一緒に、豚の燻製が干してあります。

古道客桟裏庭

ここで初めて、宿泊料金を尋ねました。
「そうだなあ、素泊まり15元だな。」
15元というと約220円!
ちなみに麗江のホテルは260元(3,900円)です。

この村には食事をするようなところがなさそうです。
食事はどこで取るのか聞いたところ、ここで食え、とのこと。
壁に、料理コンテスト第2位の賞状が貼ってあるので期待できます。

古道客桟水パイプ

夕食まで、陽のあたる中庭に置いた椅子でくつろぎました。
水パイプでタバコを吸っているのがご主人です。
この地方は白族という民族が主体で、この一家も白族です。

食事ができました。
台所の低いテーブルで、家族と一緒に同じものを食べます。

古道客桟食卓

左から、長男、ご主人、ご主人のお姉さん、奥さん。

料理は肉あり野菜あり、結構豪華です。
自家製の白酒も出してくれました。
50度近くありそうですが、穀物の味がしてうまい。

古道客桟客室

結局、昆明からの団体客は来ず、この部屋を一人で使いました。
トイレは中庭を出て菜園の向こうにあります。
夜はそこまでの電気が消えてました。
でも、月明かりが十分あたりを照らしてました。
朝は、文字通り鶏の声で目覚め、素朴な民宿を満喫です。

朝ごはんのうどんを食べた後、また街並を散策して戻ってみると、
女性陣が一所懸命料理を作ってます。
剣川県政府の一行が沙渓鎮を視察に来るので、
地元沙渓の政府はこの家で接待するのだそうです。
ふるまう料理は"土八碗"。
縁起物の料理八種類が並ぶ、大理を含めたこの地方の名物です。
接待の前に、私もその料理をご馳走になりました。

こちらが接待で供されていた土八碗です。

土八碗

1泊に朝・昼・晩3食と、沙渓を紹介した15元の本ももらって、
合計60元で素朴な沙渓を満喫しました。

古道客桟
雲南省剣川県沙渓鎮寺登街83号
電話:0872-472-1051
携帯:139-8725-9255


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  1. 2007/01/28(日) 10:04:29|
  2. 旅行記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<隠れた古都-沙渓 | ホーム | 麗江民俗学的考察>>

コメント

potyanさん
はじめまして、訪問いただきありがとうございます。
今回の旅行記は、あと1回残っています。
そういえば、料理の巻はなかったですね。それを書いたら、あと2回です。
  1. 2007/01/29(月) 11:17:07 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

旅の醍醐味を一緒に楽しませて頂き有難うございました。白酒もお料理も美味しそうですねえ…
  1. 2007/01/29(月) 11:06:45 |
  2. URL |
  3. potyan #-
  4. [ 編集]

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横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
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