北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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王城アンコール・トム

AT南門

アンコール・ワットなど数々の建造物を残した
アンコール王朝。
9世紀から14世紀にかけて、この地に君臨したそうです。

26人の王様がおり、
王城もあちこちに移しました。

仏教を信じる王様もいれば、
ヒンズー教を信じる王様もいて、
遺跡によっては、仏像を剥ぎ取ってヒンズー神話を彫ったところもあります。

アンコール・ワットというのは、
実は全盛期に建てられたものではありません。
その半世紀ほど後、ベトナム南部にあった宿敵チャンパを破り、
アンコール朝の全盛期を迎えたのが12世紀後半。

そのときの王様、ジャヤバルマン7世(やっと覚えられた)が造った都が、
アンコール・トム(大きな都)です。
写真の城門の上に、4面の観音様がありますね。
ジャヤバルマン7世は仏教徒だったようです。

(2007年2月20日)

冒頭の写真は、アンコール・トムの南門。
私が北京から来たことを知らないガイドのポリンさんが、
アンコール・トムは万里の長城のようだと言います。
敵の攻撃を防ぐため、城壁を設けたのだそうです。

城壁の内部には、人々が暮らしていたといいますから、
万里の長城というより、北京の街そのものですね。

城壁の外にはお濠があり、
当時は、敵が攻めてこないように、ワニを放していたそうです。

ATお濠

ところで、ここに写っている像、
怖い顔をしながら、腰を落として綱引きをしているようで、笑えるでしょう。

笑ってはいけません。まさに、綱引きをしているのです。
ヒンズー神話にある、乳海撹拌という物語で、
不老不死の薬を求めて、神様チームと悪魔チームが綱引きをしました。
引いている綱は、実はたくさんの頭を持った蛇、ナーガです。

道の東側、冒頭の写真に写っているのは悪魔チーム。
西側には神様チームがおり、お濠の写真は神様の方。
両チーム54体ずつです。

3Km四方の城壁に囲まれたアンコール・トムの中心には、
仏教寺院バイヨンがあります。
ここは見所が多いので、別に紹介します。

バイヨン寺院の北側には王宮がありました。
王宮の東側には広場がありますが、
広場に面したところに、「象のテラス」があります。

AT象のテラス

ガイドのポリンさんは、
この広場で闘牛ならぬ「闘象」が行われていた、と言います。
でも、そんなことを書いてあるガイドブックはどこにもありません。

これは、テラスの壁に彫られた象のレリーフ
このテラスから、王様が象の戦いを観戦したそうです。

AT象の彫刻

確かに戦ってますね。

テラスに上ってみましょう。
うち捨てられた欄干の先端。

AT象のテラス上のガルーダ

多くの頭を持つ蛇の神ナーガを、ガルーダが踏みつけています。
インドネシアのガルーダ航空で有名なガルーダは、
ヒンズー神話に出てくる霊鳥で、ヴィシュヌ神の乗り物です。

この奥が王宮跡です。

AT王宮の門

王宮は木造であったため、既に朽ち果てて残っていません。
(そう説明されて、この奥には連れて行かれませんでした)

王宮前から広場を望むとこんな感じ。

AT勝利の門へ

まっすぐ伸びる道は、城壁の東側に開いた「勝利の門」に通じています。
戦いに勝った後入城する、凱旋門です。
ちなみに負けた場合は、同じく城壁の東側、勝利の門の南にある
「死者の門」から入城したそうです。
死者の門からの道は、まっすぐバイヨン寺院に通じています。

テラスを歩いていたら、こんな大きな木がありました。

ATスライの木

下には、この木の実が落ちています。

ATスライの実

最初、木の実とわからず、ポリンさんに何かと聞いたところ、
これは、スライの実といい、
ちょっと舐めただけでも死んでしまう、猛毒の実だそうです。
そんなこと『地球の歩き方』には書いてありませんよ。
まあ、舐める人もいないでしょうが。

これが、ライ王の像。

ATライ王の像

本物はプノンペンにあるそうです。
これは、ライ病にかかったジャヤバルマン7世という意見と、
閻魔様という意見があるそうです。

この像の北側にあるのが、
三島由紀夫が一瞬にして物語の構想を得たという、ライ王のテラスです。
迷路のような構造になっており、
壁にはこんなレリーフがびっしり。

ATライ王のテラス

蛇の神ナーガの他は、
閻魔様の妻達。
閻魔様には10,000人の奥さんがいたそうです!
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  1. 2007/03/12(月) 23:57:04|
  2. アンコール・ワット観光記
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横浜の会社から派遣されて
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サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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