
北京の胡同の色は、瓦の灰色。
でも、実は緑も多いのです。
私のマンションからは、王府井の裏にまだ残る胡同がよく見えます。
豊富な緑に癒されます。
ところが、このあたりにも取り壊しの波が!
目の前にある協和病院の増築だそうです。
まあ、ロックフェラー財団の資金で建てられた、
当時最先端のこの病院も、
今では、健康な人でも病気になりそうな感じですから、
増改築も止むを得ないか。
いつ取り壊されるかわからないので、その前に、写真を撮っておこう。
私が留学していた20年前、王府井には103系統などのバスが走っていました。
今は歩行者天国となり、バスは東側の校尉胡同を通っています。
ここから、東側に、小さな胡同と四合院が広がっています。
我が家の窓から見えるのは、この一帯です。

時は、昼時。
家の中は暑いので、リヤカーでお昼寝です。

もっと暑苦しそうですが。
隣の北帥府胡同には、面白い門がありました。

形式は如意門ですが、
如意門の扉は壁と一直線で、前檐柱の位置にあるのが普通です。
この門では前檐柱が見えており、扉は金柱大門のように奥に入っていますね。
(門の形式についてはこちらを参照→
"四合院の門"
天井部分を見ても、扉の上に梁が見えません。
後からとって付けた様な扉です。
ついでに、もう少し東の方まで足を伸ばしてみました。
東単北大街を越えた、東堂子胡同。

リヤカーのベッドもないのか、歩道でお昼寝。
更に朝内南小街も越えて、趙堂子胡同から、後趙家楼胡同に入りました。
この門は、昔門だったところを塗りこめ、壁にしています。
部屋を作ったのでしょう。

門枕石が半分はみ出しているので、すぐにわかります。
北総布胡同に出ました。
ごみの不法投棄には、中国の人も困っているようですね。
魚など生ごみを捨てられては、臭いでしょうね。

しかし、自分の画才によほど自信がないのか?
魚の絵に、漢字で"魚"と書かれています。
この門は、盛芳胡同にあります。
四合院の門の彫刻として、よく紹介されています。

アップで見ると、彫刻の細かさがよくわかりますね。

金宝街を越えて北側の小雅宝胡同。
門の脇においてあるこの石を撮っていたら、
門の中にいたおばさんから声がかかりました。
「あんた、何やってんの?」
「これは拴馬石でしょ?珍しいから撮っているだけですよ」
「???」

拴馬石とは、馬をつなぎとめておく石です。
マッチなど置いてあって、これが拴馬石とは知らなかったのかも?
- 2007/06/27(水) 01:39:21|
- 北京でお散歩
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