
北京の観光名所、天安門と故宮。
長安街から歩いて天安門をくぐり、端門を通ると午門があります。
実は、ここまでは無料です。
午門を通って故宮博物館に入るには、60元の入場料を取られます。
紫禁城の南の入口が午門なのです。
では、なぜ"午門"というのでしょう?
週末何も用事がなかったので、
中国人の友達からもらった"故宮"というDVDを見てみました。
全部で12集の大作です。
これが、実におもしろい。
今まで知らなかったことが沢山紹介されていて、
故宮をじっくり見学したくなりました。
この問題も、DVDで紹介されていたことです。
古代中国では、"子"は北を表わし、"午"は南を表わしました。
だから、紫禁城の南の門は"午門"なのです。
そういえば、地球を南北に走る線を"子午線"と呼びますね。
これも同じ理屈でしょう。
清の時代、午門の中央を通れるのは皇帝だけ。
官僚は東の東華門を通って出勤していました。
でも、例外が2つあります。
一つは、輿入れする皇后。
もう一つは、科挙の試験のトップ3。
科挙の最終試験は殿試と呼ばれる、皇帝出題の試験です。
その結果は、紫禁城の太和殿で発表されました。
成績第一の者を"状元"、第二を"榜眼"、第三を"探花"と呼び、
この3名には"進士及第"の資格が与えられます。
殿試の受験者は、恐らく東華門から紫禁城に入って来るのでしょうが、
発表の結果、進士及第となった3名だけは、
午門から退出することができたそうです。
皇帝と同じ門を通ることは、この上ない栄誉でした。
ところで、子が北、午が南なら、どうして北門は"子門"じゃないんだ?
なんて聞かないでください。
- 2007/07/05(木) 01:04:17|
- 北京でお散歩
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