北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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北京で最初の民営食堂 since 1979

悦賓看板


私が始めて中国に来たのが1983年。
文革終了後7年経っていましたが、共産主義の色は非常に濃く、
ほとんどのお店が国営店でした。
サービスと言ったら・・・。

それでも、個人経営が認められるようになっており、
ちらほらと小さなお店が見られました。
当時、こういう個人経営の店、或いはその経営者を"個体戸"と呼んでいました。

北京に初めて、個人経営の食堂が現れたのは1979年。
そのお店"悦賓餐庁"は今でもしっかり営業しています。


場所は美術館の正面、五四大街からちょっと南に入ったところです。
この路地は、王府井大街と東皇城根南街を結ぶ翠花胡同の一部です。
それぞれの大通りから翠花胡同への入口には、
満漢全席を出すレストラン"翠園"の大きな看板があるので、
すぐわかります。

悦賓外観

この写真で、路地の突き当たりに見えるのが、"翠園"の門です。

入口の上に掲げられた看板には、
誇らしげに"中国個体第一家"の文字が。(冒頭の写真)

中に入ると、何の飾りつけもない白い壁と普通のテーブルです。
私には判読不能な書が唯一の装飾品。

メニューを眺めると、これもヒジョーに普通の中華料理。
凝った名前が付いていないので、一目で何の料理かわかります。

中でも、1979年の北京に良くありそうな料理を頼みました。
まず、前菜は拌三糸。

悦賓三糸

茹でたジャガイモ、にんじんの千切りと春雨の和え物です。
薄めの味付けです。

次は、お店の看板メニューの一つ、鍋塌豆腐合。

悦賓豆腐

薄切りの豆腐の間にひき肉を挟み(豆腐合)、
小麦粉をまぶして揚げた(焼いた?)後にたれで煮込んだもののようです。
これはこってりした味付けで、ビールに良く合います。

もう一つ、苜蓿肉。
通常は"木須肉"と書きます。
字は全然違っても、発音が一緒なんですね。
典型的な家庭料理で、昔はどこの食堂にも必ずありました。
留学当時、一人で旅行中にメニューに迷うとこれを注文していました。

悦賓木須肉

基本は、豚肉、きくらげ、卵、胡瓜に黄花菜。
黄花菜というのは、ちょっと見エノキダケみたいな野菜です。
これも思ったより薄味。
時代に合わせているのかな?

これにビールを1本頼んで、締めてお勘定は47元(約750円)でした。

店を切り盛りしている女将さん。
「この店は30年前にできたんだよ」と教えてくれました。
料理を運ぶのを手伝っていた若い人は、女将さんとそっくり。
きっと息子でしょう。

すると、もう一人良く似たおじさんがやってきて、
調理場のほうに入っていきます。

悦賓主人

お金を女将さんに渡しているこのおじさん。
ひょっとしたら女将さんのお父さん?

ところで、他のお客さんがトイレの場所を尋ねたら、
店の外だと言われていました。

これがそのトイレ。

悦賓トイレ

店は出るけれども、一応同じ敷地内。
私が入るときには、店の裏から女将さんが出てきて、
女子の方に入っていきました。

一応、水洗です。

ちなみに、この店は近くに第二号店を出しています。

悦賓姉妹店

翠花胡同の本道にあるのが、"悦仙美食"。
こちらは1992年の開店だそうです。
コックさんも共通と言っていましたが、
こちらで苜蓿肉を食べた時には、黄花菜が入ってませんでした。

本店から歩いて2~3分のこちら、共通なのはコックだけではありません。
店内にトイレはなく、本店まで歩いて行かなければなりません。
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  1. 2007/07/26(木) 21:55:19|
  2. 北京でグルメ
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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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