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今日は、雨さえ降ってなければ、
九寨溝から大分離れた、黄龍に向かう予定。
朝起きると、雲ってはいますが、雨はなし。黄龍行き決行です。
こんな時期に混んでいることはあるまいと高をくくって、
予約もせず7時直前にバス乗り場に着いたら、7時のバスは満員でした。
仕方なく30分待って次のバスに乗り込みました。
隣と後の席には若い白人。
特に話すこともなく、寝ていたのですが、
川主寺のあたりでのトイレ休憩時に、
運転手が帰路のチケットについて説明していたのを訳してあげてから、話を始めました。
隣のマシューはイギリス人。
群馬の沼田で2年間英語を教えたことがあり、日本人の彼女あり。
日本語がかなり達者です。
後のパトリックはベルギー人。
東京で6ヶ月コックをやっていたそうですが、日本人の彼女なし。
日本語はいまいちです。
やはり、外国語は髪の長い先生に習うべきですね。
途中海抜4,000mの峠を越える時、ちょっと高山病っぽい症状がでました。
予定通り3時間半後、11時に黄龍着。
帰りのバス代を払い、200元で入場券を買いました。
マシューは、国際学生証を見せて割引を受けていました。
が、国際学生証は贋物だそうです。
二人と別れて、ゲートをくぐりました。
(2007年8月30日)
外は小雨が降っており、かなり涼しい。
長袖シャツの上にパーカーを羽織り、更に合羽を着て昇り始めました。
登り用と下り用の道があり、素直に登りを選びました。
最初に見えてきた池は、なかなかきれいな水。
期待できます。

じきに展望台がありました。
おおっ。

二人が追いついて来ました。
マシューが口にしたのは"Amazing!"
こういうのか。覚えておこう。

水は本当に澄んでいます。
そして、遊歩道の両側には、
こんな苔むした林が広がっています。

この辺からは、水も見えなくなり、林が続くようになりました。
雨も強くなり、傘が必要。
高山病はそれほどひどくないですが、念のためゆっくり歩きました。
一方、マシューは高山病の頭がなかったのか、
追い越しながら、不調を訴えます。
ロープウェーに乗ればよかった、と後悔してました。
入口で、酸素ボンベを売っているか尋ねたら、
売ってはいないが、無料の酸素バーがある、と言われました。
実際は、酸素バーなど見つからず、売店でボンベを売ってました。
前の方には材木を背負って休憩している人がいます。
建築資材はこうやって運ぶんですね。
数人で、笑いながら飛び跳ねるように、下りてくる若者も見かけました。
下りたらまた次の荷物を運ぶんでしょうが、屈託なく談笑してました。

材木を担いで休憩していた人を追い越して、びっくり。
なんと女性でした。
雨の中、単調な林を歩くのは結構くたびれます。
道端に、100mおきに置かれている標識を見ながら、
半分の地点で休憩しようと決めました。

やった!
頂上までの中間点に到着。
歩き始めてから50分でした。
ところが、座って休む休憩場がなかなかありません。
中間点から20分歩いて、やっと見つけたのがこちら。

他の人が休む中、合羽を脱ぎ、持参の水とおせんべいで休憩。
5分ほど休んでから、歩き始めました。
見えてきたのがこちら。
左側は、ロープウェーの乗り場です。

頂上は近いはずだ。
そこに登場したのが頂上に立つお寺、"黄龍古寺"。

お寺というより、道教の道観です。
説明看板に建設時期は書かれておらず、
明代に拡張されたとされていますが・・・。
正面の柱には、1本1本に獅子の基礎が置かれており、なかなかかわいい。

黄龍古寺の左側に、あまり目立たない鍾乳洞の看板がありました。
"黄龍洞"という、これも芸のない名前の洞窟に、入ってみました。

名前は芸がないけど、中はかなり深くて広いです。
中国の鍾乳洞にありがちな、赤・青・緑のライトがなく、
"将棋を指す老人"といった想像力押し付けの説明もなく、
なかなかいい雰囲気でした。

黄龍洞を出て、いよいよ黄龍のハイライト
五彩池に向かいます。
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- 2007/10/04(木) 09:20:55|
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