北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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観光地平遥

076県衙演劇

私が中国に留学していた80年代は、
留学生に対する授業の出欠管理が、今ほど厳しくありませんでした。
ほとんどの留学生は、授業などそっちのけで、各地を旅行していました。
私も、列車とバスだけで各地を貧乏旅行して回ったものです。

その頃のガイドブックには、平遥などというところは載っていませんでした。
だから、当時も行ったことがなく、今回が初めての訪問です。

やはり、有名な観光スポットは押さえとかなきゃいけませんね。

9月1日/2日

城壁に囲まれた平遥。
入城にお金がかかるわけではありませんが、
城内16ヶ所の主要なスポットの共通入場券があります。
2日間有効で値段は120元(約1,900円)。高っ!

個々のスポット単独の入場券はないので、この高いチケットを買わなければなりません。

西大街と北大街の交差点にある切符売り場でチケットを購入。
パスポートを見せたら、氏名の欄に"日本人"と書かれました。
翌日も使いたかったら、午後5時以降にここでスタンプを押してもらう必要があるそうです。
面倒くさっ!

まずは街を取り囲む城壁の上を歩いてみましょう。
北大街を北上して、北門の門楼から上に登り、東に向かって歩き出しました。
北門には、瓮城といって門の内側に壁に囲まれた広場があります。
ここは、戦いの時の最後の砦で、
敵をおびき寄せて上から火や石を落として殲滅するところです。

城壁からは市内が一望できる

はずですが、ガスがかかっていて眺望はいまひとつ。
やはり石炭の大産地、山西省のど真ん中だから、
きれいな空気は難しいですね。

063北東角楼から城壁

北門からゆっくり歩いて15分。
北東角にある角楼に着きました。

ここには"月楼"という名前が着いています。
城壁の四隅にある他の角楼は、"日楼"、"天楼"、"地楼”でしょうか?

このあたりから下を見ると、
伝統的な四合院造りの住居が見えます。
北京の多くの四合院は、
中庭にどんどん部屋を建てて大雑院と化していますが、
平遥では、一般の住居も一得客桟のようなきれいな四合院です。

東門から城壁を下りて、街中に戻りましょう。
東大街を進むとすぐに清虚観があります。
ここはすっ飛ばして、次に進みます。

今朝のスケジュールの中心は、県衙。
昔のお役所です。

103県衙正門

どうしてここがスケジュールの中心かというと、
10時にパフォーマンスが行われるからです。

正面の建物の前で劇が始まりました。(冒頭写真)

親孝行をしない息子を訴えた老人。
息子が逮捕され、審理の結果棒でたたかれた後、
お代官様が親子仲良くと諭す、遠山の金さんみたいな物語です。

書記の役人が、息子の署名入り判決書をおじいさんに渡し、
「外に出たところでコピーをとって、息子に渡しなさい」

とか、

最後に、疲れて歩けないと言うおじいさんに、息子が、
「それならタクシーを拾って帰ろう」

とギャグも交え、観客も大喜びでした。

こちらは、中国の元首相、朱鎔基の揮毫です。

097県衙朱鎔基揮毫

彼は、めったに揮毫をしないと言われていますが、
平遥では随分見ました。
よほど平遥が気に入ったのでしょう。

こちらが有名な"日昇昌"です。

117日昇昌

清の時代に、李大全という、全国展開していた顔料屋さんがいました。
各地の支店との決算にいちいち現金を用いていては無用心です。
そこで、新しいシステムを編み出したのが、雷履泰氏。
この店の"掌柜"といいますから日本で言ったら番頭さんです。
要するに、現金を送らず、為替で決済するやり方です。
そして、この為替決済を専門的に行う、銀行の前身"票号"の第一号を開きました。
それがこの日昇昌です。

118日昇昌金庫

これが、金庫。
平遥にはこうした票号がたくさんあったようです。

日昇昌の番頭になった雷履泰の旧居も、
16の観光スポットに含まれてました。

174雷履泰旧居二進院

チケットにはさみを入れてくれたおねえちゃん。
20元でガイドを付けないか?と尋ねます。
高いから要らないと言ったら、すぐ半額になりました。商談成立。

171雷履泰旧居寝室

居室のオンドルや壁の絵、
階段の手すりの彫刻など、なかなか見ごたえありました。

夕方5時に切符売り場に行ってサインをしてもらおうとすると、
買った時にもうサイン済みだそうです。
これで、明日も使えます。

翌日はバイクタクシーに乗って見学。
まずは昨日素通りした清虚観。

152清虚観

道教のお寺ですが、ここは平遥博物館になってます。
ガイドブックには、"不可不看"、必見だそうです、

が、人が少ない。
4つの展示室があるはずの博物館も、改修中で、
展示物が、いくつかの展示室にまとめて置かれていました。
これが必見とすると・・・

次いで近くの城隍廟。
村の鎮守の神様といったところでしょうか。

平遥一帯は、当時瑠璃瓦の産地でした。
城内で最もきれいな瑠璃瓦が残っているのがここだそうです。

165城隍廟戯台

この写真は"戯台"。ここで京劇などが行われたのでしょう。
左右には鐘楼と鼓楼があります。
鼓楼には大きな太鼓がありますが、皮が破れてました。

平遥の120元入場切符。
16ヶ所が見学できるそうですが、どの16ヶ所かどこにも説明がありません。
今日回ったところも、どこも博物館のようになっていて、イマイチでした。

あっ、そういえば収穫も。
明や清の時代には、官僚の位が9等級に分かれており、
文官、武官とも、それぞれの等級を示す図案が制服に縫いこまれています。
文官が鳥、武官が動物です。
それぞれの鳥や動物がどのような図案か知りたかったのですが、
県衙に、すべての図案が飾られていました。

084武官一品獅子082武官四品豹092文官三品

例えば、こんな感じ。
左から、武官1品の獅子、武官4品の豹、文官三品の孔雀です。
ちょっと笑っちゃうような図柄ですね。

といった、くだらないことに興味を持つ人以外、
120元の入場チケットは、かなり割高だと感じるでしょうね。

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  1. 2007/10/24(水) 21:34:07|
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横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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