北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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張壁の地下要塞

張壁南門

平遥の南、車で約30分の介休という町の郊外に、
張壁という古都があります。

この街の歴史は隋の時代に遡ります。
隋末の混乱期、突厥と同盟して唐と戦った劉武周という人物がいました。
後の唐二代皇帝となる李世民と戦って敗れるのですが、
一時は太原を包囲して、唐軍を慌てさせました。

この劉武周が築いたのが、張壁古堡。
2004年に観光地として開放されたばかりで、
古代の建築様式を残した城堡としては、中国で最も保存状態が良いそうです。

私がここに興味を持ったのは、
総延長6000mに及ぶ立体構造の古代軍用地下道が残されていると聞いたからです。

(2007年9月3日)

平遥の一得客桟を朝7時に出発、

しようと思ったら、頑丈な門が閉まっていていて、なかなか開きません。
ガタガタさせていたら、眠そうな目をこすりながら従業員が出て来ました。
介休までの電車の時間も聞いてみると、次の電車は7時34分。
あと20分なので間に合いそうにないなあ、と思ったら、
先ほどの従業員が車で送ってくれると言ってくれました。
それだけでなく、駅では窓口に割り込んで切符も買ってくれました。

普通の従業員だと思っていたのは、
ここの女将さんでした。

電車賃は3.5元(約50円)。
結局、10分ほど遅れた7:21発の電車に間に合いました。
実際の出発は7:35頃、介休到着は8時。

介休駅前から張壁にはバスがありません。

寄ってきたタクシーの運ちゃんに声をかけると、片道30元。
相当ネゴしましたが、25元までにしか安くなりませんでした。
でこぼこ道を15分ほど走って到着。
帰りの車はなさそうなので、2時間待ってもらい、計60元で手を打ちました。

冒頭の写真が、張壁古堡の入口。
城壁は土です。

入場料60元(地上:15元、地下道:25元、ガイド:20元)を払うと、
ガイドの梁さんが関帝廟から案内してくれます。
関帝廟の隣にあるこの建物。

張壁地下道建物

一番右の部屋に入ると、
こんなになってます。

張壁地下道入口

顔を出しているのは、
一緒に付いてきた、梁さんの後輩の李さん。

地下道はこんな構造になっているそうです。

張壁地下道見取り図

地下道内では、二人が持っていた懐中電灯が唯一の明かり。
あてずっぽうで内部の写真を撮ってみました。

張壁地下道内

大腸内視鏡検査みたい、と思ったのは私だけでしょうか?

軍事用だけあって、戦いに必要な施設が整っています。
こちらはなんと馬小屋。

張壁地下道部屋

これは、地下道内で唯一地上に通じている穴だそうです。

張壁地上穴

上下3層に分かれ、相互の連絡用の穴、兵士の潜伏用の小部屋、
指揮官の司令室、井戸までありました。

こんなところに立てこもった敵を攻略するのは、大変でしょうね。
ひょっとしたら、日本軍に対しても、ここを拠点に抵抗したかも。

しばらく歩くと、正面に窓があるのですが、
何故か山肌が見えます。

張壁地下道窓

そして、再び明るい光の下に出たのは、ここから。

張壁地下道出口

出口は山の中腹だったんですね。
右側は、最近まで別の用途で実際に使われていた部屋だそうです。

出口の目の前は切り立った谷になっています。

張壁酸棗取り

ガイドの梁さんはウサギ年というので、今年で20歳か。
李さんと一緒に、谷に落ちないよう支えながら、
この地の名物酸棗を摘んでくれました。
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  1. 2007/11/21(水) 01:19:43|
  2. 旅行記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

としさん
この地下道にガイドなしで入ったとは!
恐れ入りました。
  1. 2012/03/16(金) 22:04:30 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

太字の文すごいですね、私も去年の10月に行ってみました。一得hotelからtaxiで王家大院を回ってから行きました。私はガイド無しで地下道に入りましたが、今更考えてみても怖いところでした。
  1. 2012/03/16(金) 19:06:23 |
  2. URL |
  3. とし #-
  4. [ 編集]

アルデバランさん
コメントありがとうございます。
丁度同じ頃に行っていたのですね。
確かに同じガイドさんのような・・・。
土楼めぐりの旅行記も拝見しました。
行動力に脱帽です!
  1. 2010/01/30(土) 14:40:22 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

張壁!

こんちわ。
門枕石を検索してら「北京ひまつぶし」がかかりました。
そして、何気なく見ていると「張壁」の文字が!
2007年に行かれたんですね。
我輩も2007年の9月に行きました。
案内のお嬢さんはもしかしたら同じだったかも…
更によく見ると「在田楼」も行ったんですね。
犬に猛烈に吠えられました…
  1. 2010/01/28(木) 11:51:54 |
  2. URL |
  3. アルデバラン #-
  4. [ 編集]

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