北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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平壌2日目の朝-板門店へ出発

ホテル食堂の女性


平壌2日目。
今日は韓国との国境、板門店に行きます。

朝7時に起きて指定された食堂に行くと、喜び組のお出迎えです。
ホテルの朝食は一応ビュッフェ。
基本的に洋食ですが、キムチとかおかゆのようなものもありました。
ホテル朝食


ここで、我々より1日早く北京を出発した日本人客8人に会いました。
やはり、板門店に行くそうです。
これから、あちこちで会ったり、分かれたり、また会ったり、という1日でした。

朝7:30、我々2人と案内員2名を乗せ、朴運転手の車が板門店に向けて出発しました。

<2005年10月2日>


大同江を渡ってちょっと走るとすぐ田舎道となります。
飛行機で会った中国合弁会社の社長さんが、今年は豊作だと言ってましたが、
確かに稲は実ってますね。

ところで、旅行中に、日本からのツアーで来た人にも会いました。
男性2人組は生協にお勤めだそうですが、その内の1人は米の買い付けがお仕事です。
彼の観察によると、北朝鮮では稲の株を密生して植えすぎているので、かえって生産量が上がらないはずだ、とのことでした。
ごはんを食べながら、
「ほら、米粒に赤っぽい筋が見えるでしょう。栄養が行き渡ってないんです。」
そう言われると、今まで普通に食べていたごはんがまずく思えてきたりして。

初日にも感じたのですが、北朝鮮では歩いて移動している人が多いです。
車でしばらく、周囲になぁーんにもないところを走ってきたのに、
そちらに向かって高速道路を歩いて行く人がいます。小学生くらいの子供もいます。
いったいどこへ行くのでしょう。

板門店への車窓


丘のようなところもあるのですが、基本的に木が生えていません。
李案内員によると、朝鮮戦争の時にアメリカ軍が化学兵器を使用したために、木が生えなくなったそうです。
その爆弾は、畑には落ちなかったようですね。

それでも道路脇の斜面に雑木林があるところもありました。
その中に、二宮金次郎のような背負子を背負った人が歩いているのが見えます。
薪を拾いに来た様子です。
この、背負子を背負った人と、頭に荷物を乗せて運ぶ女の人は、北朝鮮で随分見ました。

農作業もすべて手作業でした。
学生さんのような年恰好の若者が大勢で稲刈りをしているところも何ヶ所か見ました。
農繁期だけ駆り出されて作業をしているそうです。
このことを案内員さんは漢字4文字の単語で説明してくれました。
「労働協力」?「労務動員」?
うーん。面白いと感じたのですが忘れちゃいました。
どなたか覚えていませんか?

板門店への道


1時間強走ったあたりに休憩所がありました。
どの車もここで停まる様で、道端でみやげ物を売っているテーブルには朝鮮語を話す人達も集まっています。

私が今回の旅行で驚いたのは、少なくとも外国人が行くようなところでは、どこでも金額がユーロで表示してあること。
そして、ユーロ、ドル、円、元がすべて使えること。
元で支払って、店に元の小銭がなかったらお釣がユーロで返ってきたりします。
休憩所のテーブルでも、金額はユーロ表示でした。

休憩所を出て更に1時間ほど走ると開城市に入ります。
この手前で簡単な検問所も通りました。
板門店は開城市のすぐ近く。
いかにも軍事施設といった感じの敷地に入って来ました。
だんだん緊張が高まっていきます。

非武装地帯入り口の手前で車が停まりました。中に入る手続があるようです。
あちこちに軍人さんがいます。
板門店では軍人の写真を撮っていいと言われていましたので、近くに立っている軍人さんにおっかなびっくり声をかけました、
私「サジヌル チゴド テナヨ?(写真を撮ってもいいですか)」
軍「???」
私「サジヌル チゴド テナヨ?」
まったく通じず、手であっちへ行けと追っ払われてしまいました。

手続は案内員さんが代行してくれます。
結構待たされている間に、お土産を買ったり、他の日本語のガイドさんと仲良くなったりしていました。
生協のお二人についていたのは、李案内員の大学の教え子である高さん。
話をしても、日本の普通の女子大生と変わらない感じです。
(もっとも、最近日本の女子大生とほとんど話をしていませんが・・・)

中国の国慶節休暇中ということもあり、中国人も大勢来ていました。
先ほど私を追っ払った軍人さんに、写真を見せながら中国語で話しかけている中国人がいます。
「この写真は3年前に来た時にここで撮ったんだ。これはあんただよ。ハハハ。もう1回一緒に撮ろう。」
へえ、2回も北朝鮮に観光に来ているんだ。
相手が中国語をしゃべれなくてもお構いなし。無理やり通じさせて、写真を撮っていました。

この強引さ見習うべし。

しかし、中国人のうるさいこと、他人の迷惑を考えないこと、人の言うことを守らないことは北朝鮮に来ても一緒ですね。
1列に並んで門を入れ、と言われているのにいつまでも写真を撮ってたり、
「何で並ばなきゃいけなんだ。」と文句を言ったり、なかなか言うことを聞きません。
多くの中国人は北朝鮮を遅れた国と馬鹿にしているので、余計態度が横柄になるのかもしれません。
中国人付きの案内員さんはてんてこ舞い、我々の案内員さんも嫌がってました。

非武装地帯入り口


おっ、そうこうしている内に、我々にも1列に並べとの指示がありました。
いよいよ板門店への入場です。
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  1. 2005/11/12(土) 08:54:54|
  2. 北朝鮮旅行記
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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
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サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
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