北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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国家分断

軍事境界線


今回の旅行前に、以前北朝鮮に行った人の旅行記をブログで見ていました。
38度線上に建てられた建物の中では、軍事境界線を越えて南側に行くことができるそうです。

これは、アリラン祭と並ぶツアーの目玉です。

軍事境界線向かって、1列に並んだ日本人約13名が、非武装地帯に入りました。

<2005年10月2日>
38度線の南北2Kmは非武装地帯となっています。
門の中に入った我々は、それぞれの車に分乗し、非武装地帯を南下します。
案内員さんの説明によると、韓国側は非武装地帯で生産活動をしていないが、
北朝鮮側では畑を耕しているとのこと。
確かに人々が農作業をしています。
朝鮮人参の畑もありました。(写真。開城は朝鮮人参で有名です)
人参畑


「農作業で使う鎌は非武装地帯に持ち込んでいいんですか?」
私の質問に、案内員さんはいやーな顔をしていました。

最初に着いた建物には、板門店周辺の模型があります。
我々より先に着いていた中国人の団体は、案内員さんの説明を聞かないでうろちょろしているくせに、後から戻って来て説明と同じことを質問します。何人もがそんなことをしているので、いつまでたっても我々の説明ができません。
我々の李案内員は、中国語で「走吧!」(行け!)とつぶやいていました。

非武装地帯模型


次は、偉大な金日成主席が亡くなる前にした最後の署名の記念碑です。
板門店とは特に関係のない署名のはずですから、なぜここに記念碑があるのか不明。
写真の右端は李案内員、真中が李さんの教え子の高案内員です。
金日成署名


さて、いよいよ軍事境界線を越える時が来ました。
線上にある7棟の建物のうち水色の3棟は韓国の管理、白い4棟は北朝鮮の管理。
中に入れるのは、真ん中にある韓国管理の建物です。

目の前の建物から写真を撮らせてもらうのは良いのですが、ちょっと撮影タイム長すぎませんか?

何と、韓国側が鍵を開けてくれないので、今日は中に入れない、とのこと

え~っ!それはないんじゃないの!

尹案内員も「ここに来るのは5回目だが、こんなことは初めてです。」と残念そうでした。

日本人留学生の参加者は、しょうがないから韓国側から見るか、と言っていました。
簡単には韓国には行けないであろう中国の観光客が全然騒いでいないのは意外でした。

文句を言ってもはじまらない。2階から写真を撮ることにしましょう。
先ほど追っ払われた軍人さんは、ここでの説明係でした。
2階で撮影中に捕まえて、やっと撮影成功。

軍人


続いて向かったのは停戦交渉と停戦協定調印場。
調印場では、先ほどの軍人さんが国連旗の立っているテーブルでひとしきり説明していると、突然
「我々の国家が分断されていることは日本による占領統治にも原因がある。」と言い出しました。
4人いた留学生の女性を指差し、「日本軍はあなた方のような若い女性を徴集して慰安婦としたのです。」と来ました。

やれやれ、とは思うものの、こんなところで軍服を着た軍人さんにお説教されると、やはり緊張しますね。

建物から出て、陽の当る場所で、先ほどの軍人さんが日本人客に話しかけてきました。
「実際に北朝鮮に来て、この国に対する印象が変りましたか?」
社会人男性:「やはり自分の目で見て考えることが大事だと思いました。」
留学生男性:「僕はアリラン祭を見て、印象がガラッと変りました。」
留学生女性:「私は全然変ってません。物はないし、自由はないし、人々に笑顔はないし。」

色々な感じ方があるもんですね。

後日談ですが、皆さんとは帰国後に北京で一度同窓会をしました。場所は北朝鮮レストラン海棠花。
今月中にもう一度やろうと思ってます。
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  1. 2005/11/13(日) 12:32:20|
  2. 北朝鮮旅行記
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:2
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コメント

Bigbangさん

トラバ、ありがとうございます。
韓国からの板門店は非常に緊張しているようですね。
北朝鮮側は、ご覧の通り実にのんびりしたものでした。
ジーパンは米帝国主義の象徴?まったくそんなことはありませんでした。
北朝鮮は、思ったよりずっと普通の国でした。
  1. 2005/11/21(月) 08:24:15 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

工作員1号さん、

トラバ、ありがとうございます。
非常に深く切り込んだ旅行記ですね。
私も次回の北朝鮮旅行を狙っており、事前にどんな活動を依頼しようか考えています。
情報交換させてください。
  1. 2005/11/15(火) 00:03:38 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

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