北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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平壌牡丹峰第一中学

英語の授業


平壌3日目午後の目玉は学校見学です。

到着してすぐ、どこか見たいところはありますかと尋ねられ、
我々が答えたのが学校見学でした。

Mさんと私は、北京で日本人小学生向けにサッカーのコーチをしています。
だから、小学校の見学、サッカー指導に興味がありました。
また、ある程度考えがしっかりしている大学生との意見交換ができれば、
それも面白いな、と思いました。

案内員さんが苦労して手配してくれたのは、牡丹峰第一中学の見学です。
中国もそうですが、北朝鮮の「中学」は日本の中学と高校を併せたものです。
尹案内員は、前の晩に1時過ぎまで飲んだ後も一所懸命関係者に連絡をとり、
この日の朝になって見学可能との連絡をもらったそうです。

案内員さんの努力に感謝!


<2005年10月3日>



学校見学の前に、祖国解放戦争勝利記念館見学のプログラムが入っています。
要するに朝鮮戦争の記念館です。
ところであの戦争って、北朝鮮が勝ったんでしたっけ?

入口を入ると軍服を来た案内嬢がひとしきり説明し、
正面に掛かっている大きな絵を写真に撮っても良い、と宣言しました。

すると、李案内員は「別に撮らなくても良いんですよ。」

DSCN00790004.jpg

私は撮る真似だけしましたが、同行のMさんが撮影したのがこの絵です。

どうも李案内員はこの記念館が好きではないようです。
李:「この記念館の見学を特別に希望したのですか?」
私:「いいえ、最初からプログラムに入っていました。」
李:「ここに来る日本人はあまりいませんけどね。」

案内嬢

つきっきりで案内してくれたのがこの女性。
写真ではよくわかりませんが、175cmほどある長身の美人、年齢24歳です。
軍服を着ているけれども軍の所属でなく、民間人で軍に協力する「軍属」だそうです。

記念館でもっとも時間をかけて説明されたのが、2つの大ジオラマ。
1つは「鉄峰」という険しい山岳地帯を越えて補給を行った物語。
説明と共に敵機の襲撃があったり、ミニチュア自動車部隊が峰を越えて行ったりします。
もう1つは太田攻防戦を描写した物。
座席の乗っている直径20mほどの円形の台が360度回転して、
外側にある奥行き5mほどのジオラマを見学できる物です。
金日成主席か金正日将軍が見学に来てお褒めの言葉を賜ったそうですが、
はっきり言って大型のプラモデルでした。

それより驚いたのが米軍機の展示です。
撃墜されて真っ黒焦げになった多くの機体がそのまま展示してありました。

米軍機

ジオラマ見学の時間が長く、中学見学に遅れてしまうのではないかとひやひやしましたが、
何とか間に合いそうな時間で見学終了。
ちなみに、ここでも団体行動をとらずに通訳に叱られている中国人達がいました。

記念館を出たところに祖国解放戦争勝利記念像というのがあり、そこにも寄りました。

柳京ホテル

この記念像は、建設中の超高層三角形ホテル「柳京ホテル」の近くでした。
柳京ホテルは、完成すれば高さ300m、105階建てで、部屋数は3000あり、
毎日違う部屋に泊っても10年かかると案内員さんが言っていました。
1989年の世界青年大会に間に合わせる予定だったが、建設が中断したようで、
今は建設工事が行われている様子はありません。
バルセロナにある、ガウディのサグラダ・ファミリア大聖堂とどっちが早く完成するだろうか。

中学

さて、いよいよ牡丹峰(モランボン)第一中学の見学です。
我々単独での見学ではなく、他のツアーに混ざっての見学でした。

最初に行ったのは英語のLL授業。中学3年生の授業です。
我々が教室に入ると、一番前の二人がすくっと立ち上がり、
"Hi Jim, xxxx"
"Hi John, xxxx"

その次には後の女生徒が同じことをしていました。
一緒に見ていた白人はフムフムとうなずいていましたが、
きわめて教科書丸暗記チックな会話でした。

次は、化学の実験室。高校1年生の授業です。
試験管や試剤が並ぶテーブルで、ノートに"BaCl+SO4=xxxx"といった反応式を書いていました。

理科の授業

上の階に上ると、卓球の課外活動中でした。
案内員さんにやってみるかと勧められ、ラケットを手にして12, 3歳の男の子と対戦しました。
卓球は決して苦手ではないつもりです。
いきなりビシッとスマッシュを決めてしまい、李案内員から「手加減をしてください。」とたしなめられました。

でもその後が大変。
体の近くに来た玉がよく見えず、空振りの連発。
老眼が進行していますね。

李案内員からは、「山大22号さんはボーリングが下手ですが、卓球も下手ですね。」
うるさい、ほっといてくれ!!

卓球場からは講堂に移動。
客席は中国からの観光客が8割を占めていました。
出し物は、女生徒のバンド演奏、民族舞踊などです。

音楽

写真ではわかりづらいですが、出演したアーチスト達は、将来は喜び組間違いなしという美少女揃いでした。
中国語の歌を歌って中国人観客の大喝采を浴びるなど、外交感覚も一流ですね。

この学校は超一流のエリート校で、大学進学が保証されているそうです。
生徒総数1,200名。1クラスの生徒数は25人だそうです。
50の教室に20の実験室があるとのこと。

学生達との意見交換があるかと思い、質問事項を考えていたのですが、
残念ながら一方通行の単なる見学でした。
それでも、北朝鮮の学校に入って子供達と接することができたので、今回は満足です。

次回は、是非大学生と意見交換したいな、と強く思うようになりました。
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  1. 2006/01/11(水) 19:26:27|
  2. 北朝鮮旅行記
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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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