北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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世界遺産-張家界の絶景

看板

2005年年末から休暇を取り、湖南省の張家界、鳳凰を旅してきました。

12月28日 飛行機で北京から張家界へ
張家界で3泊し、31日朝、バスで鳳凰へ移動
鳳凰では2泊して年越し
2日夜行列車に乗り、翌3日北京着

こんな旅程でした。
これから数回に分けてご報告します。

私の所属している会社の日本の本社には数名の中国人社員がいます。
その一人、私と同年輩のSさんに、中国のどの観光都市が一番良かったか尋ねたところ、
「張家界」との回答が帰ってきました。

それ以来、一度行ってみたいと思っていました。


今回旅行の前にほとんど下調べをしていません。
写真で見る限り、山水画のような山が並ぶ、桂林のようなところとの印象でした。

ところが風景区に入ってびっくり。
にょきにょき伸びている奇石奇岩の高さ、細さ、近さ、多さ、どれも桂林をしのぐようです。
どこかに説明が書かれていました。
高さ300~700mの石英砂岩の台地が、水の浸食作用によって削られ、このような奇景を作ったようです。

目の前にそびえる巨大な岩の柱は、まるで横浜のランドマークタワーを真下から眺めるようで、
ほとんどカメラに収まりません。

四門澆水

丁度うまい具合に霧が出ていて、幻想的な風景でした。

中国の観光地にはよくありますが、岩や自然の風景が何かに似てるとして、名前をつけます。
この風景には「将軍列隊(将軍が列を作る)」と名付けられていました。

将軍列隊

桂林とのもうひとつの大きな違いは、ここでは台地の上に登って、上から奇岩を見下ろせること。
歩いて上ることもできますが、行ったことのある中国人が口を揃えて、ひどく疲れる、と言うので、
ロープウェー、エレベーターをフルに活用しました。

最初に乗ったのが「百龍電梯」。
中国語はエレベーターもエスカレーターも「電梯」なので、
私はてっきりエスカレーターがあるものだと思ってました。

ところが、見えてきたのは絶壁にへばりついている展望エレベーターです。

電梯

このエレベーターは高低差が326m。
296mの横浜ランドマークタワーより、300mの平壌柳京ホテルより高いわけです。
ここを秒速3m、53秒で上っていきます。
ゆれはほとんどありませんでした。

このあたりは「袁家界」と呼ばれていました。

エレベーターを下りてしばしバス通りを歩いた後、遊歩道に入りました。
このポイントは「後花園」と名付けられています。
名前のように綺麗な花が咲いていました。

花

台地の上から見下ろす風景は、下から見るのと大分違います。

後花園

本当に規模が大きすぎて上下も左右も写真に入りきりません。
実物は写真よりもずーっと雄大です。

ひとつの岩を上下に分けて撮ってみました。
こんなのがあちこちにあるのです。
少しは雰囲気が伝わるといいのですが。

岩上

岩下

こういう風景を見るために、やはりがけっぷちに遊歩道が作られています。

袁家界に「迷魂台」というポイントがあります。
ここからの眺めは魂を迷わすものだ、という意味でしょう。

遠くからこの台を見るとこんな感じです。
魂奪われそう。

迷魂台

もう少し歩くと、石柱と石柱の間にかかった天然の橋、
「天下第一橋」に着きます。
橋ができたというより、この部分を残して他が侵食されてしまったところです。
高さはやはり300mです。

天下第一橋

ここを見物してから食事にしました。
食後は、やはり台地の上部にある「烏龍寨」に行きました。
ここは、その昔この地に住む民族の砦だったところです。

狭い階段

こんなところを通らなければ砦に進めません。
とてもじゃないけど、攻め落とすことなんかできないでしょうね。

ここは本当に壁に体をこすり付けなければ通れませんでした。

狭い道

狭い通路の先にあったのがこの「天波府」。
写真では見えませんが、10mほどの吊橋を渡り、梯子を使っててっぺんに上ります。

ここからは360度の絶景です。
丁度太陽が顔を出し、また別の美しさです。

天波府

元旦の頃は中国では旅行シーズンでないので、観光客は全然いませんでした。
これが、春節などの連休時期だと狭い遊歩道が歩けなくなるでしょうね。
押し合いへし合い状態では、本当に危険だと思います。
オフシーズンに行ってよかった。

この日の宿泊は、張家界風景区の最高地点「天子山」。
台地の上にあるもうひとつの風景ポイントです。
夕方のうちにホテルに入りましたが、ここは霧が濃くてちょっと景色が見づらい。
翌日霧が晴れることを祈って早い眠りに着きました。

私は日頃の行いがよっぽど悪いようです。
翌朝外を見ると、昨日に輪をかけた霧の濃さ。
というか、真っ白でほとんど何も見えません。
折角の風景ポイントは見られずじまいでした。

台地の下は霧が晴れているかも、との淡い期待を抱いて、
高低差692mのロープウェーに乗りました。

石柱の間を抜けるように進むロープウェーは迫力があります。
低めの石柱の上にロープウェーの支柱が建てられている所がありました。
どうやってあんなところに建てたのでしょうか?

途中霧が晴れたところもあったのですが、もう少し下がると霧というか雲の中に入ったようになり、下界に着いたら霧雨状態でした。

無料の環境バスに乗って、「十里画廊」と名付けられたポイントに行きました。
ここは谷間の川の水が地下にもぐってしまい、ワジ(水無川)となっています。

十里画廊

ワジの片側におサルの電車のような電車が走っていました。
電車に乗って谷を奥に進み、帰りは歩いて30分の道を戻ってきました。

電車

また無料バスに乗って、昨日エレベーターに乗った地点「四門澆水」に戻ります。
ここからは渓流の両側に奇岩が並ぶ「金鞭渓」を歩きました。

金鞭渓

少し明るくなってきました。
でも、奇岩は近くて高すぎるので、写真が撮れません。
冬でも緑があり、断崖絶壁を歩く山上のコースとはまた違った趣がありました。

1時間半ほど歩き、もうじきコースの終点というところ、脇のくさむらでガサゴソ音がします。
何かと思って見てみると、

猿

1匹だけでなく、小猿が3匹じゃれあってたり、木に登ってるサルがいたり。
なんか、ホッとしました。

左に向かうと張家界風景区の出口です。
右には、天子山と並ぶもうひとつの山上の風景ポイント「黄石寨」行きのロープウェーが出てます。
霧が濃いかもしれませんが、最後のチャンスに賭けて、42元(約600円)のチケットを買いました。

賭けはハズレ。

山上は視界が30mもない雲の中でした。
そのまま帰りのチケットを38元で買い、下界に下りてそのまま張家界風景区を後にしました。

ロープウェーチケットの半券が、切手付きの絵葉書になっていたのが、せめてもの救いでした。
でも、絵葉書を出すような相手がいないなあ。

風景区の入場料は2日間有効で245元(約3,600円)。
環境バス乗り放題とはいえ、相当な値段です。
でも、さすがSさんのお薦めだけあって、景色は十分楽しめました。
もう一度言いますが、実際の風景はこれらの写真ではとても表せない雄大さでした。
渓流沿い、台地の上、絶壁の遊歩道、昔の要塞など、バラエティーに富んでるのも良かったです。
あとはもう少し霧が少なければ・・・。
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  1. 2006/01/13(金) 22:55:54|
  2. 旅行記
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:7
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  1. 2007/10/30(火) 14:17:19 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

雲南からの友さん

楽しんできてください。
  1. 2007/10/22(月) 12:24:42 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

いつもレス有難うございます。
決意しました♪
  1. 2007/10/22(月) 12:15:56 |
  2. URL |
  3. 雲南からの友 #-
  4. [ 編集]

雲南からの友さん

張家界はお勧めです。お正月は人も少ないでしょうし。
霧が出ると、それはそれで幻想的になります。
鳳凰も雰囲気ありますね。
メイン通りは観光化されすぎですが、裏道もとても楽しめました。
  1. 2007/10/19(金) 21:34:27 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

こんにちは。
早速ですが、このお正月、張家界と出来れば鳳凰にも行こうかと思っております。
大いに刺激受けてます♪
ただ、寒さは我慢出来ますが、霧というお言葉が心配です。
お天気ばかりは予想不可能ですが、この時期は霧が多いのでしょうかねぇ???


  1. 2007/10/19(金) 16:27:53 |
  2. URL |
  3. 雲南からの友 #-
  4. [ 編集]

活動型旅行

きむさん

私も社会人になってからは南の島のリゾート専門でしたが、
久々の活動型旅行、それも20年前に戻ったような貧乏旅行はなかなか楽しかったですよ。
  1. 2006/01/14(土) 14:31:57 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

これは。。。

もう「すごい」の一言ですね。僕もそういう方向の旅行も考えなければ。。。
  1. 2006/01/14(土) 10:53:44 |
  2. URL |
  3. きむ #-
  4. [ 編集]

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砂岩砂岩(さがん、sandstone)は、砂が続成作用により固結してできた岩石。堆積岩でもっとも一般的なもののひとつ。基質が10%または15%より少ないものをアレナイト(arenite)、多いものをワッケ(wacke)と呼ぶことがある。炭酸塩粒子を主体とするものは炭酸塩岩に分類
  1. 2007/07/30(月) 11:03:48 |
  2. パワーストーンと鉱物

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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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