北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

食は湖南にあり

生姜飴


少数民族の住む地域には、独特の料理があります。
例えば、湖南省の名物「蝋肉」、薫製の肉です。
張家界や鳳凰でも、北京ではあまりお目にかかれない食べ物と出会いました。

上の写真は、生姜飴「姜糖」を作っているところです。



張家界風景区は非常に広いので、中に食堂やホテルがあります。
天下第一橋の近くで遊歩道から自動車道に出たところに食堂がありました。

ここで食べたのは、土家蝋肉(58元)、岩耳肉糸湯(58元)、竹筒米飯(5元)。
全部で121元(約1,800円)、山の上の食事は結構高いですね。

風景区昼食

鳳凰の客桟の女将さんによると、昔ながらの蝋肉は各家で作っていたそうです。
下ごしらえの後自宅のかまどの上に干して、自然の料理の煙でいぶすらしい。
店で出している蝋肉はそんな手間をかけないので、まずいとのこと

この時点ではそんなことは知りませんので、店のお薦めの、土家族の蝋肉とピーマン(半分唐辛子)の炒め物を食べました。

「岩耳」というのは、高地の岩肌に生えるきくらげのようなもの。
張家界の名物で、採取が困難なため高価です。
写真でも、スープの中に黒い岩耳がちょっとだけ見えますね。
例の蜘蛛人の出し物も、以前は岩耳を取る様子を見せるものだったようです。

天下山のホテルの食堂は、宿泊棟とは別棟になります。
こんな季節はずれに泊る人はいないようで、
他に食事をしている人はいません。
広めの個室に通されたのですが、暖房がなくてめちゃくちゃ寒い。
しかもドアの外は吹きさらし、料理を運ぶためにそのドアも開け放してあります。
とにかく暖かい物と思って、内臓の火鍋(88元)と茄子の炒め物(30元)、
それに地元の42度の白酒「湘泉酒」の小瓶(12元)を燗してもらいました。
しめて130元(約1,950円)。

風景区夕食

湯気が立って暖かそうに見えますが、茄子はすぐに冷め、火鍋の火種もじきに消えてしまいました。

湖南料理の特徴は、辛いこと。
黙っているととんでもなく辛い物が出て来るので、
唐辛子は少しにして、と頼みました。
ところが、出てきた料理には一切辛さがありません。
ちょっと入っていた方が暖まったのに。
支払いの時に見せてもらった伝票には「不要辣椒」と書いてありました。

張家界から鳳凰に向かう日の朝。
ホテルのカステラのような朝食はつまらないので、早朝から開いている店に入りました。
冬至を過ぎたばかりのこの時期、しかも北京から少し西にいるので、
朝6:30では外は真っ暗です。
注文したのはモツ煮麺と肉まん。両方で10元(約150円)程度でした。

市内朝食

この店では、ずらりと並んだ薬味を好きなだけ入れて食べられます。
手打ちの麺は、唐辛子、にんにくをちょっとと、香菜をたっぷり入れて食べたらとても美味でした。

市内朝食の薬味


鳳凰のバスターミナルに迎えに来てくれた女将さん。
知り合いの店に昼食に連れて行ってくれました。
鉄鍋の方は「血パ鴨」という鳳凰の名物料理です。

大晦日昼食

「血パ」というのはアヒルの血と米の粉で作ったもので、写真で赤黒く写っているのがそうです。
血の料理というとおどろおどろしいですが、食べるとおいしいです。

スープは「松柳菜苗菜豆腐湯」。
松柳菜、苗菜共に中国語の「野菜」。
日本語の野菜(中国語では疏菜)ではなく、山野で取れる食用の野草のことです。
確かに北京ではあまり食べられませんが、「野菜」の多くは筋っぽくて食べ易いとはいえません。

店の入口にはこんな食材も並んでいました。

野味

左奥は毛をむしった山鼠、右手前が生きたままの物です。
左手前は野性っぽい鶏。

この写真を冒頭に置こうと思ったのですが、読者の皆さんが引きそうなので、
この辺にしました。
会社からは、鳥インフルエンザ予防のため、生きた鳥に近づいたり、
動物の血の料理を食べてはいけない、と言われていましたが・・・。

鳳凰に着いたのは大晦日。
2006年元旦の昼食も同じ店で取りました。

是非食べてみたかったのが、あちこちの店で見かける大きな貝「河蚌」。
河蚌


川でこんなに大きな貝が獲れるとは!
今年のおせち料理は、
河蚌炒め(25元)、鴨脚板という「野菜」(10元)で合計35元(約470円)。

元日昼食


宿泊していた客桟のすぐそばの道には夜になるとたくさんの屋台が出ます。
大晦日、元日とも夕食は屋台で食べました。
味も雰囲気も満足です。

大晦日の夜、アペタイザーとして鳳凰名物、酢漬けの大根(写真下 1元)と臭豆腐(1元)を歩きながら食べます。

酢漬け

メインは牛肉/牛筋串焼き1束ずつ(写真下 10元)

串焼き

それに串に刺して素揚げした野菜(2元)とビール(5元)をそれぞれ別の店から買い、
串焼きのおじさんの後ろにある、下で炭をくべて暖かくしてあるテーブルで食べました。

食後に食べた甘い蒸しパン「松羔」(1元)を含めて、合計20元(約300円)でお腹いっぱいでした。
年越しそばはもう入りません。

元旦の夕食は、鳳凰風おでんの豆腐とワカメ(写真下 1元)を立ち食いで。

おでん

これは鳳凰名物の「社飯」(写真下 3元)、
野菜やゴマなどを一緒に炊き込んだご飯に高菜漬けみたいな野菜をかけて食べます。

社飯

社飯屋さんのテーブルに、隣の店の野菜やキノコの串の素揚げ(写真下 2元)を運んでもらいました。

串揚げ

デザートのお団子「湯円」(2元)とあわせて8元(約120円)でした。

今回の旅行の食事で特筆すべきは、酒をほとんど飲んでいないこと。
張家界風景区のホテルで白酒1/4の小瓶1本、
鳳凰の屋台でビール大瓶1本、
そして、鳳凰の造り酒屋で試飲の酒少々、
6泊7日の旅行でお酒はこれがすべて。肝臓にやさしい旅でした。

スポンサーサイト
  1. 2006/01/29(日) 22:30:02|
  2. 旅行記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<硬臥の旅今昔 | ホーム | 鳳凰の人々>>

コメント

エイジアンナビゲーターさん

A級と思っているのは私だけかも (ポリポリ)。

汗をだらだら流しながら、夜市をさまよっていました。
  1. 2006/01/30(月) 21:20:09 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

失礼しました!A級ですね・・・(汗)
「酢漬け」、それに「おでん」惹かれますねぇ~。ひりひりする辛さ・・・後頭部から汗が出る感じがいいですねぇ~、う~食べたい(笑)
  1. 2006/01/30(月) 17:56:39 |
  2. URL |
  3. エイジアンナビゲーター #-
  4. [ 編集]

A級グルメ

エイジアンナビゲーターさん

私が食べているのは、地元の名物料理です。
B級でなく、A級グルメのつもりなんですが・・・。

大盛りのご飯はどこでもただでついてきましたね。

屋台の酢漬けやおでんは、そのままでなく味付けして供されます。
唐辛子は少しと言ったのですが、ひりひりする辛さでした。
エイジアンナビゲーターさんのお気に入りかも。
  1. 2006/01/30(月) 07:09:10 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

本当にその土地、その土地で、色々な食べ物があるんですね。でも、何より「B級グルメ」を追求されている山大22号さんはスゴイです。と、言っても鳳凰や張家界の人にとっては普通のご飯なんでしょうけど・・・。お姉ちゃんが踊っているのかと思えば、飴を作っているところなんですね。これも特徴ありますね。また、激辛娘&香辛料好きの私は、ずらーっと並んだ香辛料?調味料?を見ただけで、食欲が・・・。ザルに入ったご飯もキッチュで◎です!
  1. 2006/01/30(月) 01:12:13 |
  2. URL |
  3. エイジアンナビゲーター #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://bjhimatsubushi.blog29.fc2.com/tb.php/42-cccc25ff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

山大22号

Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。