北京ひまつぶし

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2つの「爆肚馮」

火鍋


以前、「金生隆のしゃぶしゃぶと爆肚」という記事で、2つの「爆肚馮」という店を比較し、次のように書きました:

"実は、北京にはもう1軒有名な「爆肚馮」の店があります。
場所は、前門地区の廊坊二条。
この店には ・・・ 金生隆が掲げるのと同じ創業者の写真を飾っています。"

でもこれは、私の勘違いでした。


前門の店に貼ってあった紹介では、元々前門に開いた店のようで、始めた人も金生隆とは別の人でした。

今でもそうですが、出す料理に主人の名前を付けて屋号にするのは多いですよね。
例えば、「陳麻婆豆腐」、「小腸陳」、「藤原豆腐店」(ちょっと違うか?)
たまたま、馮という苗字の人が別の場所で爆肚屋を開いても不思議ではありませんね。
これらの店が開かれた頃は、商標登録などはなかったでしょうから、あまり問題にはならなかったと思います。

あの記事を書いた後、動物園横、北京展覧館の裏にある金生隆の三号店にしゃぶしゃぶを食べに行きました。
三代目のご主人、馮国明さんは国家級高級調理師など数々の栄誉を得ています。
一番上の写真で、派手な帽子をかぶっている人がご当人です。
でも、店では地味な帽子をかぶって服務員のように働いており、
また話し好きでいろいろなことを教えてくれました。
どうして馮の字を塗りつぶしているのかについてももちろん尋ねました。
答えはこうです:

東安市場で清の時代に開いた時から屋号は、爆肚馮であった。
解放後登録制度ができた後、登録しようとしたら爆肚馮という屋号は別の人(つまり前門の店)に登録されていた。
「爆肚馮 金生隆」という店名の真中にある、「馮 金生」は三代目のお父さん、つまり二代目の名前である。
当局に相談したところ、そのうちこの店名を使えるように取り計らう、とのことだったので、将来許可が出た時に「馮」の字を隠している張り紙をはがしてきちんとした店名にする、との意味を込めて「馮」の字を塗っている。

というわけなので、どちらが本家というわけではなく、両方とも別々にあった店のようです。

私が見たHPの記事で、金生隆を本家としている根拠は、本来爆肚は羊の胃袋を使う物だが、前門の店は牛を使っている、というものでした。
現在は前門の店にも羊の爆肚はあります。

こちらは前門の店の爆肚。

前門爆肚

奥は牛肚仁、左が羊散丹、手前が爆肚のタレです。

ちなみに右側は麻豆腐。
「中国美食倶楽部」HP吉川すみさんのコーナーで以下のように紹介されています:
"ほどよい塩気とクリーミーな舌触り。目をつぶればフランス・セーヌ河の畔でトーストに塗ったレバーペーストを食しているような高貴な気分を味わう事が出来ます。"

すごい想像力!
緑豆の絞りかすを羊の油で炒めた物で、
私はトーストに塗るよりお酒のつまみとしてひいきにしてます。

こちらは金生隆の爆肚。

金生隆爆肚

左が羊散丹、右が羊肚仁です。
ここの羊肚仁は値段も高いのですが(1皿40元(約600円))、抜群の歯ざわりで確かにおいしいです。

いかにも北京の庶民の小吃という雰囲気を味わいたければ、前門・廊坊二条の爆肚馮、
味で選ぶのなら爆肚馮 金生隆の展覧館裏の三号店がお薦めです。

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  1. 2006/03/10(金) 23:47:00|
  2. 北京でグルメ
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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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