北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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上海の洋館

衡山路(表紙)

私の住んでいる北京には清朝時代、あるいはそれ以前の古い建物が多く残されています。
歴史探訪には非常に面白い街です。

でも、清朝が衰退した20世紀前半を見ると、華やかさでは上海にかないません。

当時の世界の中心地上海、その名残をとどめる洋館に興味をそそられました。



以前「見直したぞ-上海」のページで紹介した外灘の洋風建築は、
荘厳な建物が多く、企業の事務所、ホテルが中心でした。

一方、かつての住居が残され、今でも人が住んでいるところもあります。
以前のフランス疎開は黄浦江から奥に広がっており、今でも多くの洋館が見られます。
レストランやバーとして使われている建物もあるようです。
特に衡山路の周辺にはきれいな洋館が多いそうなので、
出張中、多忙な業務の合間に(?)見に行きました。

地下鉄「衡山路」駅を下りてすぐのところに、早速洋館が見えました。
現在は「韓氏整容所」。
カイロプラクティスでもしているのでしょうか?

衡山路


このページトップの写真は、この整容所の向かいの建物です。

衡山路を北上すると、東平路にぶつかります。
ここを東に曲がったあたりも、雰囲気のいい洋館が並んでいます。

東平路


ここは、今では上海音楽学院付属小学校となっています。

音楽学院

北京の恭王府跡は長い間中央音楽学院のものになっていましたが、
音楽学院は由緒ある建物を占拠するのが好きなのでしょうか?

衡山路と東平路の交差点にあるこちらの洋館。


Sashas

今はコンチネンタルレストランの"Sasha's"ですが、
かつては、宋家三姉妹の兄である宋子文が、妹の宋美齢と蒋介石の結婚プレゼントに買ってあげた邸宅でした。
店のパンフレットによると、二人はそこに住んだ訳ではなく、大事な接待などにつかったようです。

洋館を改造したレストランは最近流行っているようで、
私も何軒か行っていました。
それでも、まだ行ってみたい店が沢山あります。

李鴻章が、七番目の愛人・丁香のために建てた「丁香花園」
当時暗黒街の元締めだった杜月笙の邸宅「The 7」
中庭に、西太后や宋慶齢も乗った汽車の車両が置かれている「上海老站」
三井洋行が所有し、戦時中はアヘン取引のアジトだった「FACE]
・・・・・・

北京にも残されている洋館はありますが、ほとんどは政府などの所有になっており、中に入れません。
レストランに改造されているところはあるのかなあ?

史跡として対外開放されているところもあります。
こちらは、孫文と妻の宋慶齢が住んでいたお邸。
二人が一緒に住んだのは唯一この家だけだそうです。

孫中山故居

孫文の故居を南に下がったところには、中国共産党代表団駐上海事務所記念館、通称「周公館」があります。

周公館

国民党と共産党がけんかしたり、仲直りしたりしていた時代の、共産党の上海事務所です。
周恩来がその代表だったので「周公館」と呼ばれているそうです。
記念館には、それぞれの部屋がどのように使われていたか解説がありましたが、
道路(思南路)に面した窓に、向かいの建物の窓から国民党が動向を監視していた、との説明がありました。

これがその建物です。

国民党拠点

当時の同国人同士の緊迫したスパイ合戦が想像されて、ゾクゾクッとしてしまいました。

21世紀のモダンなビルと、20世紀前半の租界時代の洋館が共存する上海。

南京西路


次回は、19世紀あるいはそれ以前の街並みをご紹介しましょう。
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  1. 2006/04/11(火) 23:52:09|
  2. 旅行記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

是非中国へ!

○ちゃん

コメントありがとうございます。

出張で中国に来ていた時には、こういった建物や風景を漠然と見過ごしていましたが、
ここに住んでみると、違った視点で見るようになりました。

なかなか奥が深いです。
一度見に来てください。
  1. 2006/04/12(水) 22:27:29 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

赤レンガ

メールありがとうございました、山大22号様。
うっかりいつもの調子で書いてしまいました。ごめんなさいね。

一番上の写真の建物は ちょっと赤レンガ倉庫っぽいですね。レトロな感じ。こうして写真が並ぶと洋館も色々なスタイルがあるものですね。

「すいいん」という名前は漢字が分からないのです。
  1. 2006/04/12(水) 09:02:56 |
  2. URL |
  3. ○ちゃん #-
  4. [ 編集]

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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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