北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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刀削麺に挑戦

刀削麺コック


私がこのブログの最初の話題としたのが、
前門地区にある旧遊郭地帯、いわゆる八大胡同です。

その南側の大通りに面したところに、山西料理の老舗「晋陽飯荘」があります。

元々は、清の時代に四庫全書を編纂した紀暁嵐の書斎「閲微草堂」を
レストランに改装していたそうです。
今は、「閲微草堂」が復元されて一般に開放され、
「晋陽飯荘」はホテルを併設した近代的なビルに生まれ変わりました。

先日、その晋陽飯荘で、私の大学の同窓会が開かれました。



晋陽飯荘で食事をすると、隣にある紀暁嵐の故居を無料で参観できると、
どこかに書いてありました。
同窓会開始が18:00、胡居の閉館が16:00なので、参観はあきらめていました。

ところが、ちょっと早目に着いてみると、隣の四合院に大勢の人がいます。
部屋に案内してくれる店の服務員に聞いてみました。
私:「この店で食事をすると紀暁嵐故居をただで参観できるんですか?」
服:「はい、できます。」
私:「では今から見に行きます。」
服:「16:00閉館なので今日はダメです。」
私:「でも、あんなにたくさん人がいるじゃないですか。」
服:「あれは、職員が遊んでいるんです。」

ウソつけ、と思いましたが少し考えて聞いてみました。
私:「では、今日食事して、別の日にただで見ることはできますか?」
服:「大丈夫です。後で券を差し上げます。」

入館料6元(約90円)分の幸福感を抱いて、
エレベーターで3階の部屋に案内されました。

服務員のアドバイスを聞きながら、7名分の料理を注文しました。
服務員がザックザックと切っているのは、彼女のイチオシの"金牌香酥鴨"。

金牌香酥鴨

アヒルの丸揚げです。
左下にある平べったい饅頭(マントウ)のような物ではさんで食べるのですが、
意外に脂っこくなく、それでいて味がある。
外はシャキシャキ、中はしっとりで、北京ダックに勝るとも劣らない味でした。

今から考えると、最初からアヒルがぺしゃんこになっていたし、
饅頭にはさむ時、骨をはずすのに苦労をした覚えがないので、
恐らく最初から骨は抜いてあったのでしょう。

こちらは莜麺窩窩麺。
山西の名物料理です。

ユウ麺窩窩麺

"莜麺"というのは、蕎麦のような物です。
この、蜂の巣のような物を一つ一つ取って、左側に見えるたれにつけて食べます。

つけ蕎麦のような味をイメージしていたのですが、たれが中華っぽく、
もっとずっとおかず的でした。
ビールにもあう料理です。

そしてこちらは

さそり

さそりです。
さそりの料理は山東省が有名です。
私は以前山東大学に留学していましたが、
貧乏なのでとてもさそりのような高級料理は食べられませんでした。

初体験のさそり。
近い物を挙げるとすると、川エビのから揚げかな。
ちょっと独特の味はしますが、ビールのつまみになります。

テーブルいっぱいに料理が並びました。

全料理

おや、真中に見えるビンは?

汾酒

1950年代に選ばれた中国八大名酒の一つ、山西省は杏花村産の"汾酒"です。
いくつかの種類がありましたが、昔ながらの瓶に入った一番安いヤツを頼みました。
セメダインに似た香りは昔のまま。
ただ、以前は60度以上の度数だったはずですが、最近は52度に下がっており、
ちょっと風味が落ちると思ったのは私だけでしょうか?

さて、山西料理といえば刀削麺です。
50元(約750円)を払えば部屋でパフォーマンスをしてくれるというので、お願いしました。
(一番上の写真)

釜に直接放り込むのではなく、お盆の上に飛ばすもので、ちょっとがっかり。
しかも、お盆から外れて床に落ちた麺を、拾ってお盆に戻しています。

オイオイオイ!

ところが、試してみたい人はやってみてください、と言われ、俄然盛り上がりました。
まず、交換留学でやって来た現役学生、新加入のEさん。うまくいきません。
続いて、スポーツ万能のHさん。やはり刀が生地に刺さってしまい、麺になりません。

この時初めて、お盆の麺は食べる物でなくパフォーマンス用だから、
落とした麺を戻してもいいのだと気付きました。

写真は中国から留学していたPさん、やはり失敗してしまいました。

刀削麺失敗

そこで、プロのコックさんにもう一度やって見せてもらいました。

すると、

手元

刃の向きが違いますね。

我々が、削る方向に直角に刃を当てていたのに対し、
プロはほとんど平行にしています。

刀削麺成功

コツをつかんだHさん。
見事な麺を削りだしていますね。

参加者全員が刀削麺初体験。
50元のパフォーマンスは充分モトを取りました。

刀削麺

こちらはプロが削った刀削麺。
鶏肉スープ/羊肉スープから鶏肉を選びました。
美味でした。

この部屋は最低消費が600元(約9,000円)。
食べきれないほど頼み、最後のパフォーマンスを含めて、
結果は637元(約9,500円)、一人平均約90元(約1,350円)でした。

地下鉄駅からはちょっと遠いですが、お薦めのお店です。
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  1. 2006/06/04(日) 23:19:13|
  2. 北京でグルメ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<上海マーラー邸に泊る | ホーム | へんてこな門>>

コメント

おかっぱさん
なるほど、写真も勉強になるんですか。
プロに参考にしてもらえるのは光栄です。
では、「北京でグルメ」をせっせと紹介しましょう。
  1. 2007/03/27(火) 07:58:05 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

料理の写真とっても勉強になります。
とうしょうめんを今度食べに行ってみる予定です。荻窪にうまい店があるみたいなので・・・。

  1. 2007/03/27(火) 00:20:12 |
  2. URL |
  3. おかっぱ #-
  4. [ 編集]

handicraftsさん

2名の女性もサソリにトライしていました。
ベトナム・ドレッシングおいしそうですね。食べられないご主人がかわいそう。
今度レシピをご披露ください。
  1. 2006/06/08(木) 12:23:01 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

きむさん

おいしいですよ。
チャレンジする時には声をかけてください。
私が削って差し上げましょう。
  1. 2006/06/08(木) 12:20:01 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

「さそり」はパスですが、後は全部美味しそうです。そしてこれが、1500円以下で楽しめるなんて!!

料理といえば、日曜日にベトナム・ドレッシングの作り方を教えてもらったので、エスニック料理好きな私は、毎晩のように作って、楽しんでます。そんなにエスニックしてないダンナには、ちゃんと和風の酢の物などを作ってますけど。。。
  1. 2006/06/07(水) 21:00:11 |
  2. URL |
  3. handicrafts #8kbwBNjA
  4. [ 編集]

実は。。。

まだ食べたことないんですよね。刀削面。
よく「あんまりおいしくない」と聞くものですから。。。

でもこの写真を見る限り、なかなかおいしそうですね。

今度チャレンジ、してみますか。
  1. 2006/06/07(水) 18:22:16 |
  2. URL |
  3. きむ #-
  4. [ 編集]

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Author:山大22号
横浜の会社から派遣されて
北京駐在中。
サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
生涯現役が目標です。

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