北京ひまつぶし

北京駐在中のおもしろい出来事を、皆様にお伝えします。


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ギネスに載った33°のビール

ビアホール内醸造設備

今回の旅行では、ビールも一つのテーマだったので、
本やインターネットで情報を仕入れていました。

しかし、全くノーマークだったのは、最初に着いた街ハイデルベルク。

空港からの電車の中で改めて地球の歩き方を見てみると、
世界一アルコール度数が高いとして、ギネスブックに載ったビールが、
この街にあるようです。

しかも、地図を見ると、私の泊るホテルのすぐ近くではないですか。

これは行くしかないですね。


W杯1st Stage、ドイツの3連勝に沸くハイデルベルク市内を一回りし、
Arte橋を渡ると、ホテル前の広場です。

ホテルに入らず、聖霊教会の方に歩いて行くと、
ありました。
"Vetter"の看板が出ています。

Vetter外観

外のテーブル席はいっぱいでしたが、中はガラガラ。

日本人の女の子3人組が店内で飲んでました。
と、思ったのですが、近付いてみたら聞こえてくるのは韓国語。

一人で奥の窓際の席に座り、早速世界一のビールを注文しました。

"Vetter 33"
アルコール度数世界一(33%)のビールとしてギネスブックに載った、
と地球の歩き方に書いてありました。

メニューにも94年のギネスブック登録と書かれています。

Vetter 33

0.2lのグラスで3.3Euro。
つまみは大粒の塩がついたプレッツェル、これは予習しておいたアイテムです。

ビールはドロッとした飲みごごちで味も濃厚。
ゴクゴク飲んで「プハーッ!」とは、とてもいきません。
でも、それほどのアルコールの強さは感じませんでした。

私的には、アルコール度数が33%というのちょっと信じがたいです。
普通、発酵過程でアルコール度数が10%を越えると、
発酵を促す酵母は活動が弱まってしまうはずです。
日本酒の17~18%というのは、世界の醸造酒の中でかなりの度数だと聞いたこともあります。

ビールの元となる、麦芽のエキスが水に溶けた物を麦汁といい、
麦汁全体の中で麦芽からのエキス分の濃度を原麦汁濃度といいます。
発酵が終わると、エキスの約1/3がアルコールに、1/3が炭酸ガスに変わり、
1/3がエキスのまま残ります。
これは重量比で、普通に使う容積比では、
原麦汁濃度x0.4 がおおよそのアルコール度数です。
ということは、アルコール33%だと、原麦汁濃度は80%近くのはずです。

よく、中国ではビール度数が10%だ、などと言われ、
確かに瓶に"10°P"などと書かれています。
しかし、これはアルコール度数でなく、原麦汁濃度です。
大体、日本のビールでも原麦汁濃度はそんなもんです。
原麦汁濃度80%のビールなんて聞いたことがありません。

33%というのも原麦汁濃度のことかもしれません。

続いて飲んだのが"Marzen"

Vetter Marzen


0.3l入りで2.8Euro
33°の後に飲んだら、全然味がありません。

そんな感想ではいかんので、またまた、にわか勉強による薀蓄を少し。
"Marzen"とは三月(Marz)から来た言葉です。
冷凍機のない時代、低温で活動する下面発酵酵母を使ったビールは、
寒い時期にしか作れませんでした。
三月はビール醸造季節の最後なのです。
夏の間中保存するため、ホップをたくさん入れ度数も強めにしたビールを作りました。

同じ下面発酵ビールでも、黄金色のピルスナーと比べて、かなり濃い色をしてます。

調子に乗って、もう1種類Dunkel-Hefeweizenというのも飲みました。
0.3l 2.5Euro
色は黒です。
もう完全に舌も頭も麻痺してしまったので、解説はなし。

気付いたら、韓国の3人娘はいなくなってました。

--------------------------------------
変わってこちらは、ハイデルベルク出発の日、
Arte橋のたもとで行われていたBrucke Fest(橋祭り)での屋台です。

Brucke Fest屋台

ビールを頼み、"Radlerか?"と聞かれたので、
なんだかわからないけど"Yes"と答えました。

Radler

出てきたビールを一口飲んでびっくり。
ビールのスプライト割でした。

何でも、Radlerというのは自転車で走る人のことで、
そういう人でも飲めるビールが、スプライト割のようです。
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  1. 2006/08/11(金) 23:59:22|
  2. ドイツ旅行記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

Gb927さん

これらの薀蓄は、すべてドイツ旅行の1週間前に仕入れた物です。
屋台でソーセージなどを買うと、頼みもしないのにパンが付いてきます。このときも買ったのは間にはさんであるハムでした。
でも、ご想像通りこのパンはなかなかおいしいですよ。
  1. 2006/08/13(日) 06:49:31 |
  2. URL |
  3. 山大22号 #-
  4. [ 編集]

アルコール度数と原麦汁濃度の関係・・・勉強になります。
そうすると中国のビールもアルコール度数は4%なんですね。
こっちに来てからビールに強くなったと勝手に思い込んでましたが、勘違いでしたね。。

それとビールのスプライト割、うっかり飲んだことありました。でもほとんど残してしまいました。。
隣に写ってるパンがすっごく美味しそう♪
  1. 2006/08/12(土) 21:06:19 |
  2. URL |
  3. Gb927 #qYqkr5qc
  4. [ 編集]

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横浜の会社から派遣されて
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サッカーと食べ歩き(飲み歩き?)は
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