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翌日、地球の歩き方を読んだところ、この街には有名な温泉があるそうです。
名前は、カイザー・フリードリッヒ・テルメ、
「フリードリッヒ皇帝温泉」といったところでしょうか。
Tさんに聞いてみたら、家のすぐそば、昨日も通りかかったとのこと。
午後になったら行ってみる事にしました。
ヴィスバーデンの"バーデン"というのは温泉とか入浴するとかいった意味で、
地名にこれが付いていれば、その土地にはたいてい温泉があるそうです。
そういえば、バーデンバーデンという温泉地がありますね。
(2006年6月25日)
行ってみると、確かにすぐそば、家の前の坂を下りたところの、
ローマ時代の橋の横にある建物でした。

あまりにも重厚な建物で、日本の健康ランドを想像していた私は面食らってしまいました。

看板にDr.何とかと書いてあるように、温泉療法も行われているようです。
中には、2種類の温度の温浴、数種類のサウナ、冷水風呂、22℃~24℃のプールなどがありました。
ここのシステムは、老若男女、全員一緒で素っ裸。
我々が入ったときには男性だけでしたが、更衣室も男女一緒です。
目のやり場に困るかと思いましたが、
皆堂々と裸で歩いていると、こちらも何も感じなくなるもんですね。
まあ、めがねをはずしていてよく見えなかったこともありますが。
さすがに写真を撮る訳にはいかないので、こちらで我慢してください。

建物の壁に描かれたレリーフです。
館内は素っ裸で歩き回っている女性達ですが、
更衣室で服を脱ぐ時と着る時は、試着室みたいな所でカーテンを閉めて行っています。
そっちの方が恥ずかしいのでしょうか?
ちなみに、Tさんが同僚の日本人女性にここを紹介したら、
死んでも行かない、と言ったそうです。
日本で日曜の温泉ランドは大賑わいですが、ここはそれほどでもありません、
というか、あまり人が入っていませんでした。
これが源泉。
一番上のキノコのお化けみたいな物も源泉です。
鉄分が多そうですね。

話は全く変りますが、ドイツでは男女ともタバコを吸う人が多い気がします。
こんなタバコの自動販売機がアチコチにあるのも、ヨーロッパでは珍しいのでは?

晩御飯は、出張から帰った奥さんの手料理。
Tさん夫婦の子供二人に、奥さんのお母さんも加わり、にぎやかな食卓でした。
それまで、サッカー場でビールとホットドックみたいな食事が多かったので、
この日の料理は感涙ものでした。
夜の試合は、オランダ vs ポルトガル戦、一家そろってテレビ観戦です。
見事ポルトガルが勝ちましたが、退場者2名ずつ、
イエローカードは何枚出たかわからない、歴史に残る試合でした。
ロシア人の審判は、笛とカードだけで試合を統制しようとしてるように見え、
選手とのコミュニケーションを欠いているようでした。
ところで、T家で観戦していて、ドイツ人はオランダ人が嫌いであることが判明、
私を含め全員がポルトガルの応援でした。
試合終了後は、テレビのアナウンサーが、
ベルリンのPV会場に集まるドイツ人ファンに向かって呼びかけてたそうです:
「オランダが負けたからといって、あまりはしゃがないようにしましょう。」
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- 2006/09/02(土) 00:39:46|
- ドイツ旅行記
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